5月12日(日)移植後247日目/生着234日目

となります


桜花見のシーズンが過ぎたのに、いまだ

肌寒い日があり、何を着たらいいのか、迷う日がまだまだ続いています

氣穴も開いたり閉じたりと忙しくして

おります

(といっても、私は冬も夏も治療の為

紫外線を浴びないようにしないといけ

ないので、いつも同じ格好です)


2023年9月8日(金)に「造血幹細胞移植」をしてから、8ヶ月が経過しました

ここで、現在服用している薬

を、列記したいと思います

(薬毎に考えられる副作用の説明は、省略

しております)



1.  プログラフ顆粒  0.3mg

・1日2回  8時と20時  

・免疫抑制剤

・拒絶反応を抑えて、移植手術を助ける

・移植をするとドナーさんのリンパ球      が患者(私)の体を「他人」と認識して攻撃することで様々な症状が起きます

このGVHG (移植片対宿主病)の拒絶反応を抑えたり重症化を防ぐ

・移植後はしばらくこの薬剤の点滴をしていましたが、今は内服薬になって飲んでいます


2.  ゾビラックス錠200

・1日1回  朝食後

・ウィルスによる感染症の治療

・単純ヘルペスウィルス、水痘・帯状

疱疹ウィルスなどの増殖を防ぐ


3.  ペラゾニン細粒  100mg 

・1日1回  朝食後

・化学療法剤(=抗癌剤)

・細胞の増殖を抑える


4.  ダイフェン配合錠  0.5錠

・1週間に3回(月、水、金)  朝食後

・細菌による感染症の治療薬

・細菌の発育を阻害することにより

細菌を殺す

・呼吸器系や尿路系などの感染症に

用いる


5.  ウルソデオキシコール酸錠  

1回3錠(1錠は100mg)

・1日3回  朝食後/昼食後/夕食後

・消化器系に作用する薬

・肝臓からの肝汁分泌を促進して

胆のうからの胆汁の流れをよくします

・コレステロール系胆石を溶かす作用


6.  セレスタミン配合錠  2.5mg

・1日2回  朝食後/夕食後

・合成副腎皮質ホルモン剤

・炎症を抑えアレルギー性の病気の

症状を改善


7.  アムロジピン  OD錠  5mg

・1日2回  朝食後/夕食後

・血圧を下げたり、狭心症の発作を予防したり緩和する

・冠血管を拡張し、腎臓の負担を軽く

する

・末梢血管拡張作用もあるので、血圧を下げる


8.  オーグメンチン配合錠  250RS 

        (RSはレギュラーサイズの略称) 

・1日2回  朝食後/夕食後

・抗生物質で細菌による感染症の治療薬

・皮膚、呼吸器系、泌尿生殖器系などの感染症に広く用いられる


9.  クレセンバ  カプセル   

1回2カプセル(1カプセル100mg)

・1日1回  夕食後

・カビによる感染症の治療薬

・カビの発育を妨げる作用があり、身体の中に吸収されると全身の臓器に到達

して、全身性のカビの感染症に効果


10.  エソメプラゾールカプセル   20mg

・1日1回  夕食後

・消化器系に作用する薬

・胃酸の過剰な分泌を抑えて、胃潰瘍

や十二指腸潰瘍、胃液の逆流によって

おこる食道炎などの治療に用いられる


11.  プレバイミス錠  240mg

・1日1回  就寝前

・抗ウイルス剤

・サイトメガロウイルスによる感染症

を予防


以上が現時点での内服薬です

個人差があって、一概には言えませんが、移植後8ヶ月のこの内服薬、種類や

量が多いのか少ないのか平均なのか、

私にはわかりませんが、服用だけは

引き続きしっかりと管理していこうと

思っています


また参考に塗り薬


1.  ヘパリン類似物質  油性クリーム

     ヘパリン類似物質  ローション

     ヘパリン類似物質  外用スプレー

  ヘパリン類似物質  外用泡状スプレー

・局所凝血阻止作用や皮膚の保湿作用

のある外用薬

・患部の炎症をやわらげる作用や血行を良くする作用があるので、さまざまな

症状を改善

・皮膚の潤いを保つ作用や皮脂減少症状にも使用

・前述の4種類の塗り薬は、いずれも

同じ効能です。


2.  クロベタゾール  プロピオン酸

                                        エステル軟膏

・合成副腎皮質ホルモンの入った外用剤

・抗炎症、抗アレルギー作用により

皮膚の炎症、かゆみ等の症状を軽減


3.  アルクロメタゾン  プロピオン酸

                                        エステル軟膏

・合成副腎皮質ホルモンの入った外用剤

・抗炎症、抗アレルギー作用により

皮膚の炎症、かゆみ等の症状を軽減


4.  コレクチム軟膏

・アトピー性皮膚炎の治療薬

・免疫反応に関わり炎症を悪化させる

たんぱく質を阻害して、皮膚の炎症を

抑える


5.  ドボベット軟膏

・ビタミンD剤と合成副腎皮質ホルモンの入った外用剤

・皮膚の表皮細胞の増殖を抑える作用によって、乾癬の症状を改善

・皮膚の炎症、かゆみ、赤みなどの症状を軽減


以下に参考記事をに貼り付けています下差し

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移植片対宿主病とは

移植片対宿主病(GVHD)は同種造血幹細胞移植時に輸注される造血幹細胞浮遊液中に含まれるドナー由来のリンパ球が引き起こす合併症です。

移植をしていない場合は、体に入ってきた微生物や異物はリンパ球によって体の外に排除されます。この体を守ろうとする働き(生体防御機能)は免疫と呼ばれています。

移植患者さんの場合はこれに加えて、移植後に生着したドナー由来のリンパ球が患者さんの正常細胞を異物として認識して攻撃してしまいます。この現象をGVHDと呼びます。

GVHDは、造血幹細胞浮遊液中に含まれるドナー由来のT細胞が活性化され、炎症性サイトカインが放出されることで発症します。

そしてこのGVHDは患者とドナーのヒト白血球抗原(HLA)の組み合わせの違いに関係します。

そのため、患者さんごとに、十分に検査をしてそれに対応した予防法を計画することが必要となります。

一般にGVHDはその特徴的な症状から診断されますが、おおよそ移植後6-30日ころに発症する急性GVHDと、移植後3ヶ月以降に発症する慢性GVHDに分けられます

移植後のこの時期は、サイトメガロウイルス感染症や血栓性微小血管障害症などが起こりやすく、治療法を決めるために、病変部位の生検を行って原因を確定することが重要です


急性GVHDの予防

一般的には免疫抑制剤であるシクロスポリンあるいはタクロリムスにメソトレキセートを併用する方法が標準的GVHD予防として用いられています。

急性GVHDの治療

急性GVHDは軽症の場合にはシクロスポリンやタクロリムスの血中濃度を測り適正な濃度に調節し、また皮膚病変に対してはステロイド外用薬などの局所療法を行います。

一方、中等症以上のGVHDでは初期治療としてステロイドを追加します。重症以上のGVHDではステロイドの治療効果が不十分であることが多く、二次治療としてステロイドパルス療法、ミコフェノール酸モフェチル(保険審査上認められています)、抗胸腺細胞グロブリン(ATG)、抗組織壊死因子(TNF)製剤、ヒト間葉系幹細胞(テムセルR)、体外循環光療法(ECP、現在、国内では未承認薬です)などの治療が検討されます

これらの免疫抑制療法によって日和見感染症を合併したり、臓器障害が出現する可能性もあるため十分な注意が必要となります

治療法は患者さんの全身状態や治療歴によって調節する必要があります


以上です

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ダラダラと長いブログになってしまい

ましたが、本日も最後までお読みいた

だき、有り難うございました🙇