昨日4月10日(水)、「日本一距離の長い路線バス」に乗車してきました


出発は奈良県橿原市(かしはら)にある

近鉄「大和八木駅」


終点は和歌山県新宮市(しんぐう)市に

ある、JR 「新宮駅」


いつも私の拙いブログを読んでいただいてる方の中には、親戚の方や縁故知人、友人関係等が関西とはあまりご縁がないという方には地理的にあまりピンとこないと思いますが、走行したエリアは


紀伊半島のほぼ中央(奈良県橿原市)

から、紀伊半島の南側、大平洋側に

面してる、和歌山県新宮市までです


日本国の初代天皇である「神武天皇」が祀られている「橿原神宮」(かしはらじんぐう)はここにあります


ここの橿原市に、近鉄電車の「大和八木駅」があり、ここを出発してから山の

中のカーブをのぼったりくだったり

しながら走り、終点の和歌山県の南、

大平洋側の新宮市のJR「新宮駅」

までが、このバスの走行ルートです


全長:169.9km、停留所の数:168、

乗車時間:約6時間30分

高速道路を使わない路線では、日本一

走行距離である、これが「八木新宮

特急バス」です


・9:15 「大和八木駅」を出発


乗客は、私と同じ様な目的の人が他に4名。あと10名ほどは地元の人で、整理券を取って乗車してました。

高速バスのようなトイレは完備されていません。

前の座席との幅も狭く、バスの半分ほどの座席は高齢者や車椅子、ベビーカーや障害者の方のスペースで、本当に市内を走ってる普通の路線バスと同じでした。


下差し168は、国道168号線のことです




・10:25  「五條バスセンター」で1回目のトイレ休憩(10分)


道中のバスからの車窓です




12:06  「谷瀬の吊り橋」で2回目のトイレ休憩(20分)


今回この「谷瀬の吊り橋」を渡るのも楽しみにしていました。

我々が到着するまでに、既に他の観光客が写真を撮ったり吊り橋を渡ったりしてました。


退院後、すっかり足腰の筋肉の落ちた私は、橋の上でこけないように、一歩一歩刻むように吊り橋を渡り、1/3あたりで

引き返しました

時間的なこともあり、今回この吊り橋をトイレ休憩時間内に往復することはできませんでしたが、これは次回の課題とします










・13:31  「十津川バスセンター」で3回目のトイレ休憩(10分)


下車する乗客と乗車する乗客が、このあたりの各バス停から増えてきて、また訪日の外国人観光客も徐々に増えてきました



風光明媚な風景の連続です





その後終点まで、トイレ休憩無しで走行しました

道中は、谷瀬の吊り橋、日本一大きな村といわれる十津川村、熊野本宮大社、
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」、
湯の峰温泉、川湯温泉などを駆け巡り
このあたりになると、訪日の外国人観光客がけっこう乗車してきたり、下車してたりしてました
訪日観光客の勢いは、至る所で感じました

・15:50  終点JR「新宮駅」に到着


下車する際に、運転手さんから「記念乗車証」をいただきました

この完全乗車の「記念乗車証」は、吉野杉で作ってる、しおりです










実は、まだ「抗癌剤」も「免疫抑制剤」も服用してるし、路線バスはいろんな人が乗車してくるので、少し感染の心配や、バスに乗車してる時に気分が悪く

なって、車内で吐かないかとか、心配

してたらどんどんふくれあがってきて

あと3ヶ月~半年先にしようかなという

不安は直前まであったのですが、

天気予報が非常に良かったので、

最後はこれに背中を押され、何とか

目的が達成できて安心しております


終点到着後は、新宮駅から、JR、近鉄、(夕食をとり)、地元の私鉄を利用して23時頃に帰宅したのですが、その時はまだ体が揺れてる感じがして、すぐ寝ました(と言っても夜中に必ず4~5回ほどは

トイレに行きますが)

今朝はかなり元の状態に戻っています


入院する前から、そして入院中も、退院後も、ずっとこのバスに乗りたいとの夢が叶えられて、本当に嬉しいです


クローバー本日も最後までお読みいただき、有り難うございました🙇