明後日9日(木)の退院(予定)を前に、今回の入院の【回想3】です


クローバー大雑把な治療の内容になりますが、ここにくるまでの課程は


①入院してすぐ始まる化学療法(=抗癌剤治療)

②移植7日前から始まる前処置療法と全身放射線照射

③無菌室での「造血幹細胞移植」

④無菌室を出てから退院までのリハビリ


こんな感じでした

これらのどの課程でも、個人差はあれどさまざまの副作用との戦い、そして次から次へと襲ってくる試練

そしてさらに移植後、必ず起こるGVHD 【移植片対宿主病(いしょくへんたいしゅくしゅびょう)】とも戦わないといけませんでした

GVHDとは、ドナーさんのリンパ球が患者(私)の体を他人と認識して攻撃する病気です。

(GVHD=Graft-Versus-Host-Disease)

クローバー私は、治療や検査、処方薬に関しては、その都度担当医や看護師から説明はしっかり聞き、また手渡される重要な説明書などにもしっかり目を通しましたが、但しこの治療に関係する部分は私にはどうすることもできないので、とにかく私は担当医や看護師にすべてをお任せしました


但しお任せした後のこれらの治療は、少し語弊のある言い方になるかもしれませんが、誰かに変わってもらうことはできません

つまり最終的には、これらの治療を自分で乗り切らないとダメなんですね


ここの看護師さんは、皆さん本当に優しいから常に「困ったことがあれば何でも遠慮無しにおっしゃって下さい」と言ってくれるんですが、甘えてばかりいたら、退院した時に自分にしっぺ返しがくることはすぐさま容易に想像できました


入院中は15、6錠の薬を、

・朝食前、朝食後、

・昼食前、昼食後、

・夕食前、夕食後、寝る前、

・8:00 と 20:00  の2回

・さらには曜日指定の薬(月、水、金の朝食後とか)


の沢山の頻度で、薬を飲まないといけません。その薬の管理を、本人が重症でできない場合は別にして、自分で管理しなかったら、退院した時自分でできるのか?


リハビリも特にせず、ベッドで横になっている方が断然楽だけど、退院したら家の中を歩けるのか?


点滴棒がないのに、食事の下膳をいつも看護補助さんに任せたら、一日のうち本人はいつ歩くのか?


等等


とにかく入院中は、本当に自分との戦いだと、入院してすぐ痛感しました

だから自分の気持ちを上手いこと管理・コントロールして、そして自分でできることは、全てはリハビリに、そして退院後の生活に繋がるので、とにかく頑張る、私はこれでここまでこれたと思っています


入院してから今日まで、家族や病院の皆さんに本当に助けてもらいましたが、でも最後は「絶対治すぞ、絶対退院するぞ」という、自分の気持ちかと思います


本日も、とりとめのない支離滅裂なダラダラと長いブログになりましたが、最後までお読みいただき、本当に有り難うございました🙇