今日の検査と治療です
・採血
・一日中点滴
(抗癌剤薬品以外に、○○止め、○○予防、利尿剤等の点滴が取っ替え引っ替え24時間)
・赤血球輸血
今日の採血の結果
・白血球 1.78
(基準値3.3~8.6)
・好中球 1.56
(基準値1.5~7.5)
・リンパ球 0.11
(基準値1.0~4.0)
・赤血球 2.18
(基準値4.35~5.55)
・ヘモグロビン 7.3
(基準値13.7~16.8)
・血小板 44
(基準値158~348)
・CRP(炎症反応) 0.66
(基準値≦0.14)
移植前処置3日目。昨日と同じ薬品名の点滴に、今日は赤血球の輸血をしております。白血球とリンパ球はやはり下がってきています。ゆくゆくは「0」になるはずなので、入院生活もさらに感染症に気をつけないといけません。事前に渡されたチェック表に、毎日看護師からヒアリングされています。
また今朝のストレッチの時にやたら息切れがしたので、もしや…と思っていたら、やはり赤血球とヘモグロビンが少なくなっていました。
【症状】
・味覚障害(ずっと継続中)
・吐き気
・食欲不振
【参考に】
移植前処置(移植前治療ともいう)とは、抗がん剤や全身放射線照射、ときに免疫抑制剤を組み合わせた移植の前に行う治療のことです。患者さんの体内に残存するがん細胞をできるだけ壊滅させるため、およびドナーの細胞を拒絶せず受け入れられる(“生着する”という)ように患者さん自身の免疫力を低下(リンパ球の働きを抑える)させるために、移植の約1週間前から行います。薬剤の種類や量、放射線照射量などは、病気の種類や造血幹細胞の種類、または患者さんの年齢や体の状態によって異なります。前処置療法では大量の抗がん剤や全身放射線照射により、通常の化学療法よりも強い副作用(吐き気、嘔吐、食欲不振、口内炎、下痢、心筋障害、感染症、膀胱炎、肝機能異常、腎機能異常など)が出ることがあります。また、一時的に白血球が極度に減少することにより、感染が起こりやすい状態となります。よってこの移植前処置が行われる時期より移植専用の病室(移植病室いわゆるクリーンルーム)に入ることが一般的です。また同時に赤血球や血小板も減少するため、貧血に対してあるいは出血を抑えるために、適宜、輸血が実施されます。
本日も最後までお読みいただき有り難うございました🙇