↑以前の記事の続きになります。
当時7歳だった娘。
オルソケラトロジーを始める予定が、ドクターの反対によりマルチフォーカルレンズを日中に使うことになりました。
近視の度数は-3.25になっていましたが、アトロピンを使って調節機能を取り除いてから視力検査をもう一度したところ-3.00という結果になりました。
こちらの数値をrespect するということで、コンタクトは-3.00の度数を使用することに。
スタッフの方の指導でコンタクトを自分で入れる練習をしたのですが、意外にも上手に自分で目に入れる事が出来ました。
しかし、コンタクトのベースカーブが娘の目に対して小さ過ぎるためにすんなりフィットしてくれず、せっかく目に入れたレンズが目を閉じると目から飛び出すのです
このマルチフォーカルレンズはベースカーブが白人仕様の8.3一択でした。
ドクターは白人とアジア人の中間のベースカーブにしてあるからどちらも使える、とおっしゃいましたが、半信半疑です![]()
コンタクトをされる方なら分かると思いますが、日本人の平均が8.6から8.7らしいので、一般的に日本で販売されているソフトコンタクトレンズのベースカーブは8.5から9.0くらいが多いと思います。
私自身は8.5のソフトコンタクトを使っているのですが、このわずか0.2の違いが大きい!
指先にレンズを乗せると、すごくカーブがキツくてまるでお碗のようでした
結局、私が娘の目に入れてあげて、飛び出さないようにゆーっくり目を閉じさせ、まぶたの上から優しく押さえて気泡を抜き目になじませる…という手順でコンタクトを装着することになりました。
ベースカーブが小さ過ぎると思う、とドクターに伝えたのですが、確かに小さめだけど許容範囲内だと言われ、不安を抱きながらもとりあえずこのまま使用することに。
使用時間をお尋ねすると、「朝起きたらつけて、寝る時外せばいいんだよ」と。
えーーーコンタクトが初めてなのに、いきなり??
私が初めてコンタクトをした時は、短い時間から始めて徐々に時間を延ばしていくように指導されたけど?とここでも疑問。
そしてもう一つの重要アイテム、低濃度アトロピンについても問題がありました。
マイオピン(シンガポール製の低濃度アトロピン目薬)はFDAで認可されていないためアメリカでは使えない。薬局で特別に調剤してもらう事になる、と言われたのです。(現在は分かりません。5年前の情報です。)
Dr.Jのオフィスで低濃度アトロピンを使用するのは娘が初めてだということも発覚
ある薬局を紹介され、ここに行って調剤出来るかどうか聞いてみて欲しい、と言われたのでした。
