プロデュースの仕事をしてると、いつも思うことがある。
ミュージシャン・デザイナー・イラストレーター・
カメラマン・彫刻家・陶芸家など各分野のアーティストには
それぞれに色がある。

ちょうど色鉛筆のように個性豊かに独特の色を持っている。
彼らが、持っている色鉛筆を使うと、全色がまんべんなく使用されていくわけではなく、
持ち味によって使われる色の度合いが著しく違う。
中には、全く使われることの無い色もある。
それが持ち味でもあるので、現役で自己の世界の中でなら、素晴らしいし問題ない。

しかし、彼らが後進を育てるとき、
後身の色を潰してしまうことがよくある。

全色をまんべんなく理解し使ってるアーティストは稀なのだから、
後進の個の色を尊重しながら、その色にあった師匠を紹介するなど、
手元に置くことに拘らないで欲しいと思う。

特に才能のある後進に対しては、金になるというビジネス路線よりも
才能を開花させるという観点に立って判断してほしいと思う。