チャレンジ富士五湖へのチャレンジ(1/全5回) | ごまめが歯ぎしりをやめる日

ごまめが歯ぎしりをやめる日

くだらない事をうだうだと書ける今日という日に、心から感謝。

とにかく、完走したからには

大きなことが言えるのであります(笑)



スタート前は「完走:リタイヤ=4:6」ぐらいの気持ちでしたが、

やっぱり100kmは長く、険しく、厳しいものでした。



完走したからには完走記を書こうと思いますが、

まず言いたいのは、



100kmマラソンを完走するのに

「月間200kmが最低条件」などという『月間走行距離至上主義』に、真っ向から異を唱える私としては、



普段月間100km~120kmぐらいしか走っていない私でも、

自宅と駅の往復の早歩きとか、会社の階段をダッシュで登るとか、

普段の生活の中での工夫や努力で十分カバーできることを、

100km完走という結果を出すことで証明できた。


これがうれしかったのです。









2012年4月22日。起きたのは深夜2時過ぎだった。


学生時代、スキーへ行くのに3時半起きというのはあったが、

さすがに2時は、朝ではない。



「さまぁ~ず×さまぁ~ず」を久しぶりに見ながら、レースの準備。

両脚にテーピングを施し、ウエアを纏う。



そして、早すぎる朝食。

ミニサイズのカップうどんとおにぎり。



しかし、昨晩の夕食のパスタがまだ胃に残っているような感じ。

胃もたれ・・・食べ過ぎたか。でも食べねば身体がもたない。



「夕食はあっさりめを少なめで」次への教訓。



あっという間に3時半となり、ホテルを出て会場への送迎バスへ。

寒いが、雨は降っていない。


富士北麓公園のスタート地点には、

100kmより30分早い4時半にスタートする112kmランナーが既に集まっている。



エイドに置く荷物を預け、体育館で待機。

スタート3分前だというのに、まだ112kmのランナーは館内に多数。

アップをする人はほとんどいない。号砲鳴って数キロがアップ代わり。



私もストレッチで身体をほぐし、スタート10分前にトラックへ移動。



スタート地点には1500人以上のランナー。

私もその中に紛れようとした時、アナウンスが。



「スペシャルサプライズゲスト・・・」






ん? 今年も猫ひろしか?






「はるな愛さんです!!」






!!!






こんな早朝によくぞ。

24時間テレビで坂本さん(レースディレクター。この方のおかげでチャレンジ富士五湖がある)とのつながりがあるからとはいえ、よくぞ。






少し眠い。でも緊張感も少し。



いつものごとく手を合わせ、今日の無事を祈る。





朝5時。スタート。

間近で見たはるな愛。本人曰く「2時間かけた」というメイクもばっちり。さすがニューハーフ世界一の仕上がり。この時間帯でも綺麗なものだ。さすが有名人。。。





・・・いろいろ考えつつ、スタートラインをまたぐ。




・・・すぐさま、陸上競技場のトイレへ。

必然的に水分を大量に摂取するウルトラは、尿意が少なくても

空いてる場所を見つけたら迷わず入っておいたほうがいい。




気持ちを落ち着かせて、戦列に戻る。

まだほの暗く、霧も深い道。長い長い1日が始まった。