【vol.161】
あなたの「夢」を建築で叶え
あなたの「想い」を書で表現する
建築デザイナー・書道家の藤井俊二です
お客様とリフォームの打合せをしていると
こんな理想の暮らしがしたいという夢がある
ホテルのような暮らしがしたい
これまでとガラっと変えた内装にしたい
一人だから優雅に暮らしたい
一人一人その理想は当然異なる
家庭内でもお父さん、お母さん
お子さん、おじいちゃん、おばあちゃん
でそれぞれ異なる
打合せの最中に夫婦喧嘩や親子喧嘩は
日常茶飯事(笑)
勃発すると納まるまでじっと見てるしかない(笑)
たまに意見聞かれるけど
応えられる訳ないやん
でもやんわりとどちらも立てながら応えるけどな
そんな理想の暮らしをデザインだけでなく
これまでの経験を活かして叶えてあげたい
理想=将来
を考える訳なんやけど
大体毎回気になることがある
特に年輩のお客様になってくると
今は、元気やしえ~ねんけど
将来車いすとか足腰弱わなったらあかんし
手摺とかいっぱいつけといた方が。。。
俺の答えは
ノ~
ぶっちゃけ全く明日も予想できないのに
いつ車いすにお世話になるかも分からんのに
そこにお金を突っ込むのはどうかな
こんな理想の暮らしをしたいと言う一方で
将来こうなってしまったらと真逆のことを
考えてしまう
それなら自分が快適に暮らせるように
普段使う物や家具、照明などを充実した方がいい
趣味があるなら
旅行に行ったり洋服買ったり美味しいもの食べたり
実生活を謳歌した方がいい
と思ってる
必要最低限の手摺や段差解消は施すけど
余計なものは現時点では一切つけない
もっと普段のライフスタイルを楽しむことに
お金を使っていつまでも生き生きと暮らして欲しい
理想の暮らしを手に入れるために
今を楽しんで欲しい
先日もある一人暮らしの女性との会話で
このことをお伝えすると
今までの設計や工務店の方で
こんなこと言う人初めてやわ~
って喜んでくださった
しっかりと現状をお伝えしたうえで
お客様がワクワクするような理想の暮らしや
ライフスタイルを提案する
今を楽しんで欲しい
そのためのヒアリング力はめっちゃ大事
アンテナ張ってたくさん学んで
お客様へ届けたい
いつもありがとう☆