【vol.122】

 

あなたの「夢」を建築で叶え

あなたの「想い」を書で表現する

藤井俊二です

 

 

触れるシリーズ最終章

<安藤建築に触れる>

 

 

6月1,2日と帰省して帰りに淡路島にある

 

本福寺水御堂

 

に立ち寄った

 

 

 

世界的建築家 安藤忠雄氏の設計

 

 

もう28年前に建設された

 

 

雑木林のアプローチをコンクリート打放し

のアール状の壁沿いに歩いて行く

 

 

 

 

この壁の存在が俗界と聖界の境界を表している

 

 

 

 

安藤氏のコンセプト

 

 

本来、お寺の権力の象徴である大屋根をやめて

仏教の原点である蓮の花をシンボルにする

 

 

その蓮の水盤を階段で本堂へと降りていく

 

 

 

 

 

当時、住職を始め300余りの檀家さん含め全員が反対したそうだ

 

 

そこで安藤氏はどうしたか?

 

 

京都の真言宗本福寺本山の立花大亀僧侶に意見を求めた

 

 

すると僧侶は、

 

「これはいい。なぜなら仏教の原点のハスの中に入る

というのは一番良い姿だ。自分も冥土へ行く前に見たい」

 

と述べたそうでの次回の説明会では反対していた全員が

賛成に覆ってそうだ

 

 

やはり世界の安藤忠雄は熱い想いを持って挑むな~

 

 

岩をも動かす!

 

 

学生時代、安藤建築にはまった

 

建築を志す人はまずは安藤建築から入る(笑)

 

 

 

 

 

 

このコンクリート打放しのシンプルな建築は圧巻だな

 

さすがに30年も経つとコンクリートの表面の撥水剤も

劣化してきていたたまれないがこれも魅力である

 

 

京都には沢山の安藤建築があるから

また散策していこう

 

 

 

今日もスーパーミラクルハッピーな一日を☆

 

ありがとう☆