「急転直下」とは、物事が急速に変化して解決・終結に向かうこと…らしいですが、昨日の私にはこの言葉が即座に頭に浮かぶ出来事が起こりました。


前回のブログでお話しした生徒が、ライブに出演すると言ってくれたのです♪


それがですね…前日には「やっぱり3月のライブに出るのはやめます」ってメールが来てたんですよ(・・;)
でもその翌日のことです。
突然、レッスン日ではないのにその子が現れました!

「ど、どうしたん?」
「ライブやっぱり出ます!!」
「えー!?なんでまた急に?」

本人曰く…

逃げてたってしょうがない。
どんなに自分の歌に納得いってなかったってそれが自分なんだから、むちゃくちゃになっても唄いたい!!

と。



素晴らしいじゃないですか(^-^)
これがまさに「急転直下」でしょう。



本当なら手放しで喜びたいところなんですが私はすっかり自信を喪失しております(--;)
その言葉を聞きたくて私はいろんな話をしました。
でも、その子の気持ちを変えたのは私じゃないんです。
説得して下さった方がいらっしゃるのです。
私には変えられなかったのです…





やる気満々、気合い十分の生徒を引き上げて上達させる自信はもちろんあります。
上達させるための方法もその伝え方もたくさん身に付けているつもりでいました。


ちょっと意欲を失いかけた生徒にも、じっくり時間をかけて真剣に向き合えば必ず私の思いが伝わるものと信じていました。



今回は完敗です(T_T)



もちろん結果はオーライなので落ち込む必要はないだろうし、悩んでロスした時間を取り戻すためにここからめちゃくちゃ頑張らせないといけないのです!



うまくいかないことがあると人は自分自身をもう一度見つめ直そうとするし、過信していた自分の力を疑い、謙虚になることができます。


まだ頭の柔らかいうちに気づかせてもらえて良かった。


地位や名声がなくても、どんな生徒でも引き上げてあげられる先生になりたいんです、私。