スプーンぼしとおっぱいぼし | 小学校での読み聞かせ活動記録

スプーンぼしとおっぱいぼし

八板 康麿, 杉浦 範茂
スプーンぼし(ほくとしちせい)とおっぱいぼし(カシオペア座)

27P/26cm/福音館/1992年初版/読み聞かせにかかる時間-2分/季節-冬。この絵本は3月頃の夜空を撮影したものだそうです。季節を先取りして読んであげるのも善し。ジャストタイムで読むのも善し。ですね。


【北斗七星にまつわるギリシア神話】


月と狩の神アルテミスに仕えるニンフのカリストは、


ゼウスに愛されて、アルカスという男の子を産みました。


これを知ったアルテミスはカリストを熊にしてしまいます。


何も知らずに成長したアルカスが


狩でこの熊を射殺そうとした時


ゼウスがこの二人をおおぐま座とこぐま座にして


母殺しをする罪から救ったのでした。


北斗七星はおおぐま座の一部です。



【カシオペア座にまつわるギリシア神話】


アンドロメダ姫の母親であるカシオペアは、自慢好きで


海の妖精と娘の美しさを比べた事から


海の神ポセイドンの怒りを買ってしまいました。


どんなに許しを請うても怒りは収まらず


大鯨の生贄としてアンドロメダを


差し出さなければならなくなりました。


ここに、メデューサの首を持った


ペルセウスが通りかかって大鯨を退治し


アンドロメダとペルセウスは結婚をするのでした。



ロマンチックな夢物語が大好きだった高校生の頃


暇を見ては、ギリシア神話を読んでいたのを思い出しました。


でも、神話と実際の夜空に浮かぶ星座が結びつく事は


ありませんでした。



関東地方の空は、


ビルや建物に囲まれてとても小さいのです。


たくさんのネオンに阻まれて、星々の光は


とても弱いのです。



よぞらに スプーンのかたちをした


  ほしがあるのを しっているかい。


こんやはれていたら みてみようか。



こんな形で始まる北斗七星とカシオペア座を見つける絵本です。


この絵本を高校生の頃に読んでいたら


ギリシア神話はもっと身近だったかもしれないと思いました。