あたしもびょうきになりたいな | 小学校での読み聞かせ活動記録

あたしもびょうきになりたいな

フランツ=ブランデンベルク, アリキ=ブランデンベルク, ふくもと ゆみこ,
Aliki Brandenberg, Franz Brandenberg
あたしもびょうきになりたいな!

32P/24cm/偕成社/1983年初版/読み引き科背にかかる時間-4分/季節-病気の流行する季節に読みたいので、冬!


エドワードが病気になりました。おかあさんもおとうさんもおばあちゃんもアンおばさんもピーターおじさんも、みんなエドワードの看病に夢中です。元気なエリザベスは、着替えてベッドを整え学校へいかなければなりません。ピアノの練習や宿題、お皿洗いに金魚や亀の餌もあげなくてはなりません。思わず、エリザベスは叫びます。


「あたしも、びょうきに なりたいなぁ!」


何日かしたら・・・エリザベスは本当に病気になりました。周囲の人はエドワードにしたのと同じようにエリザベスの看病をしてくれます。夕方になるとエドワードがやってきて、今日一日、何をしたかをエリザベスに教えてくれました。それは、エドワードが病気の時にエリザベスがした事ばかりだったのですが、エリザベスは


「ずるいなぁ、もぅ!」

「エドワードばっかり いろんな ことができて。」


と悔しがります。またまた、何日か経つとエリザベスすっかり元気になって、日常を取り戻します。エドワードと一緒におかあさんやおとうさん、おばあちゃんにアンおばさんとピーターおじさんにお返しをしました。(おしまい)


元気一杯の子どもたちは、時々病気になって学校を休み、大切にされている兄弟を見て、うらやましくなったりします。本当は熱があって頭が痛かったり、咳や鼻水が出で苦しかったりしているんですけど、そういうのはなってみなくちゃ判らないものですよね。何よりも、少し良くなってきた時にじっとベットの中に居なきゃならない事や誰も話し相手がいなくて一人ぽっちな時は、本当に情けないものです。オリザベスの気持ちを味わったことのない人はいないんじゃないでしょうか。


病気になったときのエリザベスのぐったりした様子も、ちょっと可哀想だけど、絶対にありそうな感じで思わす笑えてしまいます。1月2月は、風邪やインフルエンザが大流行する時期です。病気にならないように、しっかり予防しましょうね。