ぐるんぱのようちえん
- 西内 ミナミ, 堀内 誠一
- ぐるんぱのようちえん
28P/20×27/福音館/1965初版/読み聞かせにかかる時間-5分前後/季節-通年
ひとりぼっちでくらしていた、とても大きなぞうの「ぐるんぱ」は
いつもぶらぶらしていたので、働きに出る事になりました。
最初に行ったお店はビスケット屋さん。
ぐるんぱは、特別張り切って、大きな大きなビスケットを作ります。
出来上がったビスケットは、大きくて高すぎて買う人がいません。
ぐるんぱはお店の人に「もう結構!」と断られてしまいます。
次々とお店を変えて、ぐるんぱは一生懸命働きますが
どこのお店で働いても「もう結構!」と断られてしまいます。
しょんぼりしているぐるんぱに救いの手を差し伸べたのは
小さな子どもが12人もいるお母さんでした。
忙しいので、ぐるんぱに子守を頼んだのです。
ぐるんぱは、子ども達と一緒に楽しく遊び、それを見ていた
近所の子供達も集まってきて、ぐるんぱは、幼稚園を開きましたとさ。
おしまい。
2000年に藤井フミヤさん、堂本光一さん主演のテレビドラマ
「天使が消えた街」(日本テレビ)の中で取り上げられ、
サヴァン症候群役の藤井フミヤさんが
「ぐるんぱはしょんぼり。ぐるんぱはしょんぼり。」と
何度もつぶやいていた事で、一躍有名になった絵本です。
まぁ、ドラマで取り上げられたりしなくとも、
幼稚園で楽しく遊びましたとさということから、
多くの幼稚園では欠かす事のできない絵本の一つだと思います。
特別張り切ったのに失敗してしまうぐるんぱは、
大きなぞうの筈なのに、しょんぼりしてとっても小さく見えます。
色々なお店で頑張れば頑張るほど
しょんぼりが増えてしまうぐるんぱ。
子ども達は心配そうに絵本に見入ります。
最後に、ぐるんぱが子ども達と一緒に遊んでいる姿を見ると
子供達もほっとした顔になります。
何回も読んでもらって、知っている子が多い絵本なんですけど
違った場所で違う人に読んでもらうと、
違った印象になるのでしょうね。