バーティミアス-サマルカンドの秘宝
- ジョナサン・ストラウド, 金原 瑞人, 松山 美保
- バーティミアス-サマルカンドの秘宝
舞台は、ロンドン。
といっても、現実のロンドンではない。
魔術師たちが主な政権を握っている、そんな時代の話である。
主人公は、魔法を操る才能がある男の子、ナサニエルである。
ある日、サイモン・ラフレーズという魔術師に恥をかかされたナサニエルは
復讐の為に妖霊、バーティミアスを召還し、
サマルカンドのアミュレットを盗むように命じる。
実は、この秘宝は大いなる陰謀にはなくてはならないものであり、
バーティミアスとナサニエルは、否応なく大事件の渦中に巻き込まれてしまうのだ。
バーティミアスは、三部作で
第一部 サマルカンドの秘宝
第二部 ゴーレムの眼
第三部 プトレマイオスの門
という構成になっている。
訳者はあとがきの冒頭で、
『やっと、「ハリー・ポッター」シリーズの対抗馬が出てきた!』と
大興奮である。
確かに、舞台が擬似現代であったり、魔術師の見習いであったり、
悪の権現と戦うあたりは、ハリー・ポッターに設定が似ていなくもない。
第一部に関して言えば、説明的な部分も多いが、内容の破綻もなく
明るいストーリー展開であり、ちゃんと悪は滅び正義が勝つ設定になっていて
楽しめる内容であった。
第二部以降を読むのが楽しみである。