ばけものつかい | 小学校での読み聞かせ活動記録

ばけものつかい

川端 誠
落語絵本―ばけものつかい

24P/31×22+/クレヨンハウス/1994年初版/読み聞かせにかかる時間-8分/おばけものという事で夏でしょうか。


けちで人使いの荒いご隠居さん。化け物屋敷という噂の高い古い大きなお屋敷に引っ越しました。使用人を連れてきたものの、化け物屋敷という噂を聞いて、使用人は出て行ってしまいました。


使用人に出て行かれては、身の回りのことができません。ご隠居さんは、困っていましたが夜になると、トントントン・・・。現われたのは一つ目小僧でした。ご隠居さんは、給金要らずの便利な使用人が来た!とばかりに大いに一つ目小僧に用事を言いつけます。


翌日出てきたのは、ろくろっ首です。ご隠居さんは、洗濯や裁縫をやらせました。その次の日は、大入道です。屋根のごみを吹き飛ばしたり、庭石を動かしたり、力仕事をさせました。


毎日、便利な化け物がきてほくほくしていたご隠居さん。今日はだれが来るかと楽しみに待っていました。すると・・・「私、毎日ここへ化けて出ているものですが、あなた様ほど化け物使いの荒い方はおりません。お暇を頂きます。」と言い出すではありませんか。ご隠居さんが障子をがらりと開けると、そこには旅支度を整えたたぬきが一匹立っていましたとさ。


落語って、面白いですよね。最近はなかなか落語を聞く機会がないのですが、江戸っ子の気風や生活風景を織り込んだ作品が多くって、昔の風物詩も学べる一石二鳥な作品が多いですよね。