2006.02.06-二年生- | 小学校での読み聞かせ活動記録

2006.02.06-二年生-

谷川 俊太郎
いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー

ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー君がお勉強をしようと学校へ向うと、途中でワニが出てきたりライオンに会ったり、津波に襲われたりして、遅刻してしまいます。理由を正直に先生に話すのですが、先生は信じてくれません。


ある日、めずらしく何も起こらずに学校に着いたら、先生がゴリラに襲われていました。助けを請う先生にジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーは答えます。「大きな毛むくじゃらのゴリラなんてものは、このあたりの屋根にはいませんよ、先生。」と。


各ページに出てくる、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー君のフルネームの繰り返しと奇想天外な展開とリアリズム。この不思議な組み合わせが、シュールな世界を醸しだしています。


大人にはちょっと理解がてきない世界でも、子ども達はこういう不可思議な絵本の世界を好む傾向があるみたいですね。どのクラスに行ったお母さん達もびっくりするくらい、静かに聞き入っていたという報告が入りました。

小出 保子
おなべおなべにえたかな?

きつねのきっこは、おおばあちゃんにおなべの番を頼まれました。「おなべおなべにえたかな?」そう言いながら試食をするきっこと友だち。おいしく煮えた時には、おなべは空っぽになってしまいました。おなべばジュージュー言いながら「こげつく。お水を入れて。」と叫びました。お水の次はお豆。煮えたら塩・こしょうで味付けして、仕上げにたんぽぽいれて、春の味のする春のスープの出来上がり!

内容的には、こちらの方がよほど判り易いと思うのは、音の感覚なんでしょうね。勿論、静かにお話を聞いていましたが、『いつみちこくのおとこのこ』の方が断然、集中していましたよ。とお当番のお母さん達が口を揃えて言っていました。子ども達が喜ぶ絵本を選ぶというのは、本当に難しいと思います。