こぶじいさま | 小学校での読み聞かせ活動記録

こぶじいさま

松居 直, 赤羽 末吉
こぶじいさま

28p/20×27cm/福音館書店/読み聞かせにかかる時間6分程度/季節-山へ柴狩りに行ける季節だから春~秋ですね。


昔あるところに、ひたいにおおきなこぶのあるおじいさんがいました。ふとしたことから、山の中で鬼に出会ってしまい、鬼どもと楽しく踊り明かしてしまいました。鬼はこぶじいさまを大層気に入り、「明日も来い。」と言い「約束を忘れないようにお前のこぶを預かっておく。」と言ってこぶをとられてしまいます。


家に戻ったじいさまを見て、隣のこぶのあるじいさまも、自分のこぶをとってもらおうと、山へ分け入ります。けれども、鬼が恐ろしくて思うように踊れません。上手に踊れないじいさまを見た鬼たちは、怒って「昨日預かったこぶは返す。」と言って、こぶを返されてしまいました。隣のじいさまは、こぶが二つになってしまいましたとさ。 というお話です。


最近は、昔話を聞く機会が少なくなってきたように思います。けれども長い間語り継がれてきた昔話は、初めて聞いても不思議と心に染み入ります。教訓的な内容のものも多いのですが、無理やりな道徳性もなく、さらりと勧善懲悪を推奨しているところも良いですね。