読み聞かせボランティア-立ち上げの経緯-⑦
ともかく、片端から廃棄した方が良いと思う資料を抜き出し、図書室の隅に積み上げてゆく作業から始めました。積み上げる場所にも限度がありますから、一気に全部は廃棄できない事も判りました。ともかく、積み上げた「廃棄予備軍」となった資料の山を図書担当の先生に確認してもらう事になりました。公金で購入した立派な公共財ですから、念入りにチェックをお願いしました。数週間を経て、廃棄してよいかどうかの検討をして頂き、GOサインがでたところで、いよいよ廃棄処理の開始です。
その作業とは、図書資料原簿からの抹消作業です。資料の裏表紙に押してあるスタンプ番号と原簿とを照合して、合致しているのを確認し、赤線で原簿の消しこみをするのです。これで、帳簿上、この資料は廃棄された事になります。処理済みの資料は古紙回収に出せるようにまとめておく事にしました。ところが、この原簿の消しこみ作業に意外な落とし穴があったのです。
何と、原簿と資料が一致しないものが出てきたのです。とにかく原簿そのものが昭和40年代あたりからしかありませんし、寄贈本用の原簿や低学年用の原簿もあります。仕方がないので、この三種類を調べて一致しなかったものは、不明の廃棄処理済の資料として処分することにしました。 その後も、既に赤線が引いてある資料があったり、同じ番号なのに原簿は全く違う書籍の題名が書かれていたりして、混乱をしたり、時間がかかったりしてしまいました。
図書整理を始めたのは、2005年5月からです。そろそろ一年を迎えようとしています。けれども、まだまだ廃棄予定の資料は山積みです。しかも、上青木小学校には、高学年用図書室と低学年用図書室の二教室があって、手をつけているのは高学年用図書室だけなのです。そう。低学年用図書室は、未知の存在なのです。
廃棄処理をする作業にこれ程時間がかかるとは思いもしませんでした。けれども、私たちが行っているのはボランティアなのです。本来ならば、学校が司書教諭を配属し、学校がしなければならない作業の一つなのです。小さいお子さんがいる方や仕事をしている登録会員の時間の許す範囲での協力なのです。これからも、自分の生活に支障のない範囲で、ボランティア活動を続けてゆきましょう。少なくとも、やめなければ少しずつでも改善されるのです。
廃棄図書の整理がある程度まで揃ったら、今ある資料の効果的な分類・配架です。同じ分類の資料を近くに集めて、判り易い配架をする事は、図書館サービス中でも大切な事と書かれています。利用者の立場に経って考えれば、時間の節約はもとより、近くに同じような資料が揃っている事で、利用者の知りたい事に幅が広がるからです。
不要図書の廃棄をしたお陰で、少しばかり書架に余裕が出来たので、完全てはありませんが、少し蔵書の分類をして配架法を変更する事にしました。分類方法も、当然のことながら基準があります。小学校では、日本十進法分類(NDC)ほど厳密ではありません。
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