読み聞かせボランティア-立ち上げの経緯-④ | 小学校での読み聞かせ活動記録

読み聞かせボランティア-立ち上げの経緯-④



校長先生の提案のお陰で「読み聞かせは朝自習の時間」という活動の柱が出来上がりました。次に日程です。今にして思うと、「毎月5のつく日」なんて活動日をよくぞ設置できたものです。小学校だって、いろいろな予定があるのですから、学校側としては、「毎週○○曜日」というのが都合がいいんですよね。事実、市内で活動しているほとんどの小学校は、学校からの要望で△△曜日にしてい欲しいと先に提案があるのだそうです。


「多くの人が活動に参加できるので」と言うそれだけの理由で、上青木小学校では、5のつく日の読み聞かせが定着しています。この方法の利点は、ともかく多くのお母さんが活動に参加してくださるという事です。活動を呼びかけだ時点(2004年9月)でも20名以上の参加希望者がいました。2006年2月現在、会員に登録しているのは40名以上です。元々生徒数が900名以上のマンモス校で世帯数も300以上なのですが、それを割り引いてもこの参加人数は破格だと自負しています。強制的な参加できなく、自由意志での参加なのですから。月曜日は無理でも、水曜日だけというパートの方は結構多いものなのです。


もう一つの利点は、図書館との関係です。立ち上げたばかりの頃は、貸し出しをお願いする絵本の冊数も15冊程度だったのですが、気がつけば毎回30冊以上を貸していただくほどになってしまいました。しかも、毎回同じタイトルの絵本を5冊とか6冊・・・。これが図書館司書の負担にならないわけがありません。十日に一回で良かったと思っています。実は、借りに行くのも帰しに行くのも、だんだんと重労働になってきてもいます。筋トレにはもってこいでしょうが、か弱い(笑)私としては、十日に一回は有難い設定です。


さて、不便な点と言えば、これは学校行事との連携です。毎週○○曜日に全校生徒を相手にすれば、校内放送を入れることが出来ます。学校行事として、先生方に宣伝もできます。ところが、はじめた当初は2年生までが対象でした。3年生以上の先生方には実感がなかったのです。日常の伝達事項に埋没してしまって、読み聞かせの日を忘れてしまう担任が出てきました。


教室に行くと、担任が朝自習の間にしておくことを黒板にきっちりと書いてあるのです。すると、子ども達は絵本なんて聞いていられません。時間内に課題を終わらせるために必死で、お話を聞くどころではないのです。結果、教室がざわついて落ち着かなかったという事が何回もありました。


色々と思案の末、「明日は読み聞かせがあります」という札をクラス分作って、前日に各クラスの配布物BOXにその札を入れることにしました。ついでに読み聞かせのお当番に入っている人が、絵本を持ち帰っていないかどうかの最終チェックをするようになりました。この方法をはじめてから、読み聞かせの準備に積極的に配慮してくださる先生方が増えました。お当番を忘れる方も少なくなりました。ひと手間増えたものの、このようなきめ細かい配慮が、長くきちんと活動を続けるコツなんだと思います。