2006.01.25-三年生
- 野坂 勇作
- しもばしら
三年生には、絵本だけではなく、朗読やお話もいいんじゃないかという意見が出て、月に一回ペースで朗読を取り入れています。図書館のお話し会などに集まる子ども達は、皆、絵本もお話も大好きだけど、公立小学校って色々な子がいるから、どうしたものかと最初は不安でした。でも、良い絵本には限りがあって、本音を言えば絵本関係にはちょっとネタ切れの部分が多かったんですよねぇ。ところが、今回のお当番のお母さん達から「今日は、絵本と朗読よ。」と話したら、「やったぁ。お話、面白いんだよね。」という声が挙がったという報告があったのです。すると他の方も「三年生って、絵本も好きだけど、朗読も喜ぶよね。」とひとしきり朗読談義に花が咲いたのです。良かったなぁ。ただ、お話好きな子とそうでない子の差もはっきり出てきたみたいというちょっと気になる報告もあり、朗読だけにしてしまうのは、危険だという事も判りました。確かに、何歳になっても、良い絵本は楽しいですからね。絵本探しに奔走するように努力しましょう。
という訳で、今回の『スズメとカラス』も大好評でした。朗読をすると6分程度のお話で、ずるくて意地汚いカラスが最後に焼け死んでしまうというちょっと残酷なお話なのですが、朗読の為かサラリと聞き流し、お話の内容に注目して、楽しんでくれたみたいでした。ただ、季節感がちよっと合っていないなと感じました。お話を選ぶ人(私の事です)のミスですね。
『しもばしら』という絵本は、小さな子ども向けの福音館の科学絵本です。季節に合った良い絵本だと自画自賛していたのですが、驚いた事に三年生でも各クラスに数人、しもばしらそのものを知らない児童がいました。私達の住んでいる地域は、コンクリートジャングルのような大都会ではありませんが、しもばしらのできるような地面もないという事です。ともかく、冷凍庫で自前のしもばしらを作る方法なども紹介されていて、オメメキラキラという男の子も数人いました。お母さんに作っても良いかどうか聞いてから実験してね。と話して終わりになりました。