需要があるかはわかりませんが自分の備忘録として、今年読んだ書籍(今読んでいる2冊を入れて74冊プラス毎月「選択」という雑誌を読んでいます)の中で特に良かったものをリストアップしておこうと思います。


LIFE SPAN

老いは病であり、治すことができる、ということをさまざまな研究結果をもとに検証している書籍。健康寿命を伸ばすために今からできることを、科学的な根拠とともに書かれており大変有益でした。この本を読んでから、これ飲んでます。



FACTFULLNESS

名著ですよねーこれも。有名なので読んでる人も多いと思いますが。人間はなんでも悲劇的な方向に考えやすいけど、本当はそうでもない、ということを統計学などの観点から検証しています。物事を見たまま、聞いたままに捉えることのリスクを思いしらされます。



謎の独立国家ソマリランド


これは傑作。高野さんさすがです。改めて世界は広いな、と思うし、国家って結局なんなんだろうって考えさせられますね。行ったことない国に行ったような気にさせてくれる本です。


嫌われる勇気

これも哲学的ですが非常に読みやすく工夫されています。読了後、少し生きやすくなった、というレビューが多いようです。幸せになる勇気も読みたいなと思っています。



武器になる哲学
敬愛する山口周氏の本ですね。哲学的な思考そのものの解釈より、哲学者たちが、その思考に至ったプロセスにフォーカスを当てている本で、ビジネスの世界でも応用可能な役立つコンセプトが満載でした。


Homo Deus

読了に時間かかりましたが、一読の価値ありです。意識とは、人間とは、これからの世界とは、というぼんやりした概念について、著者が考えていることをベースに明快に議論が進みます。サピエンス全史も読んでみたい。


How Emotions Are Made

「感情は全人類共通の概念である」という昔ながらの「誤った」セオリーに真っ向から対立する新しいセオリーについて、数多くの実験結果を基に実証していきます。かなり腹落ちする内容で大変良かったのですが、対立するセオリーに対する悪口がちょっときつかったw


Nudge



行動経済学に興味のある人は必読の一冊。英語で読みましたが、さすが行動経済学の権威だけあり、すいすい読書が進む絶妙な文章構成でした。


イノベーションのジレンマ
これもかなり有名ですが、ビジネスマン、特に会社経営者や管理職以上の人は読了の前後で世界観が大きく変わること請け合いです。

本当は他にも5冊くらいすごく良かった書籍があるのですが、長くなりすぎるのでこの辺で。

来年は100冊を目指して読書生活を続けます。

そんな感じ。