機嫌良く素敵にしなやかに生きる

機嫌良く素敵にしなやかに生きる

秋田県大館市のおしゃれ終活®を伝える人の日景瑠美(ひかげるみ)です。
病気を機に身の回りの片付けのコトを真剣に考え始めた時に、おしゃれ終活®と出会う。
おしゃれ終活®的に生きるとは…?を中心に発信中。


「普通」ってなんだろう?私のちょっと変わった人生ストーリー
というシリーズで自分のことを少しずつ語っていく内容となっております。


今日は、10代に経験した大きな出来事をてい方っていきますね。


中学になるまでどうだったのか? 

家族構成は、父・母・妹・私の4人暮らし。山と川がすぐ近くにある自然豊かな環境で、トラックが通っただけで地震がきたのか?というぐらい揺れてしまう小屋のような小さな家に住んでいました。


わたしが保育園に入る前までは引っ越しを10回近くしていたんだよという話を聞かされていたけど、8歳より前の記憶をどうしても思い出せないので、

「へぇーそうなんだー」と他人事のように思っていたのでした。


記憶をたどっていくと、父が出稼ぎ労働者で年に数回しか帰ってこなかったので、自分にとって父はよく分からない複雑な存在だったのです。


母は母で1人で家のことを色々とやっていたこともあってか、なんだか常に疲れているような感じでした。ちょっとした事で妹と一緒に怒られ、裸足のまま玄関から外にだされてしまい、2人で大声で泣いて謝ったことも何度もありました。(裸足でゴツゴツした砂利の上にいるのはかなり痛かった)


5歳離れた妹のことに関しては、自分が姉だという自覚が全くなくって、

ことあるごとに母から「お姉ちゃんなんだから……」と言われていました。

姉であるとか妹がいるというのがよくわからなくって、

妹のこともなんか友達のような感覚で一緒にいたような感じだったのです。


家に一緒にいるにもかかわらず、

家族であるという感覚がなんかよくわからなかったのです。


そんなこんなでわたしが11歳になるあたりから父が出稼ぎを終え、地元で働くために家に帰ってきたのでした。


父が帰って来てからの家には、自分が今まで見たことのなかった漫画本とか雑誌やゲームが増え、私がゲーム好きになったのもこのあたりからだったのかな?と思っています。


中学校2年生の秋にまさかの引っ越し 

このままこの土地で一生暮らしていくんだろうな……と思っていたら、
今の学校から転校しなきゃならない
ということをいきなり聞かされるのです。
(まさに寝耳に水!)

その時の私は(転校って……あの漫画とかでたまにある憧れのあれだ!転校とか自分には絶対関係ないと思っていたのに……まじか!そんなことってあるのか?!)と思っていたのでした。

新しく住むところは、父方の祖母の家でした。
父の妹が結婚して家を出てしまったので、祖母が1人で暮らしている状態でした。
それで、住んでいた家を一度壊して新しく建て直しをして祖母と一緒に住むという選択をしたようです。

当時住んでいたところと祖母の住んでいたところは、車で30分以内の範囲だったので、友達と離れてしまうのは寂しいけど、電車を使えば会える範囲だったのであまり深刻に考えていませんでした。

今思うと、
ここが私の人生の最初のターニングポイントだったのかもしれません。

世界が広がったような感覚に 

中学2年の2学期。
今まで通っていた学校から違う学校へ。
住み慣れていた地域から知らない街へ。

まるでRPGゲームをやっているかのようなワクワクしている感覚がありました
ゲーム中に新しい土地へ行った時にマップが埋まっていくあの感覚。

どんなことが始まるんだろう?
どんな人がいるんだろう?

今まで狭い範囲でしか知らない世界があったけど、
引っ越しをしたら、一気に自分の中の世界がぐぐーっと広がったような感覚になりました。

そこからのびのびと学生生活を送り、色んなことを経験しながら社会人になっていくのでした。


次回は【社会人として働く】を綴っていきます♪