(もう2ヶ月前のことになっちゃいました)
6月4日、金沢AZでの伊東歌詞太郎ライブに行きました。

金沢には、大学時代の親友が住んでます。
彼女は、
私が 歌詞さんについて熱く語るのを聴いて
4年前の金沢フォーラスでの路上も、 
そして 今回の三千世界も、
一緒にライブに 行ってくれることになったのです ✨

せっかく会えるんだから、
ランチやお茶も 一緒にしよ💕

金沢観光のテッパンと言えば、
兼六園、ひがし茶屋街、近江町市場、21世紀美術館、金箔ソフト、海鮮丼、のどぐろ、和菓子、忍者寺、九谷焼… 
そんなところでしょうか。

でも、何度か 金沢を訪れて、
そういうのは もう経験済み。

地元っ子の親友と ご一緒できるなら、
地元民らしい所に 行ってみたいな。
と リクエストしておきました。


ライブ当日。
金沢百万石まつりで混雑してる金沢駅を避け、東金沢駅で待ち合わせ。

久しぶりに会ったのに、親友って すぐ「いつもの空気感」になれちゃいますよね。

彼女が車で 連れて行ってくれた ランチのお店は・・・
「第7ギョーザの店」✨
場所は、金沢の中心街から少し外れていて、鉄道の駅も近くにない。
それでも、地元のお客さんがひっきりなしにやって来て、常に行列をつくってる。
これは、車じゃないと なかなか来られない! 

行列に並んで待ってる間に、
「なんで第7って名前なん?」について
おしゃべりしながら検索すると…

『創業者である元雄社長の修業先が「ギョーザの店」という名前で、そこから独立開業したのが7番目だったことにちなんでいます(第一から第二、第三・・・第六と、順に店名になっています)。ここで注目なのが、第7さんだけは数字が漢数字ではないことです。「七」にすると「亡」と字の形が似ているため、数字にしたそうですよ。』
だそうですよ。

ここの名物は、いわゆる ホワイト餃子。
厚めの皮で まぁるく包まれてて、揚げ焼きになってる。
油っこいかな?と思ったけど、カリッとしてて、全然しつこくない!おいし〜♪
中の餡は、ありそうで なさそうな 初めての感じ。肉が主張してるわけでも、野菜が多めというわけでもない。
生姜なのかな? 香味野菜の生かし方がよい!ガツンとくるわけでもなく、すごくいい塩梅なの。
揚げ焼きなのに さっぱりしてて 箸が進むのは、そこに秘密があるのかも。
たまたま 焼き目が スマイリーくん♪☺︎
親友との 幸せな一日の記念に📸✨


ほかの餃子メニューも頼んで 食べ比べてみよう!
っつーことで、水餃子。
つるっ   もちっ    とろっ
同じ餡なのに 味わいが違って、どっちも進んじゃうわよ〜♪

そして、ホワイト餃子に次いで  なぜか人気の「自家製バンバンジーサラダ」。
親友も、「第7 行ったら、たいてい バンバンジー 頼むよ。」
自然と期待が 高まります(*'∇'*)ワクワク
おおっと! これは見た目から 独特だー!
バンバンジーじゃなくて サラダじゃん!
あ、え? いいのか… サラダです、ハイ笑
んなことより、バンバンジーのたれ✨
玉ねぎのすりおろしかな? そして、生姜✨
香味野菜をうまく効かせたスッキリした味。
最後まで 嫌味なく食べられて、餃子のお供にも ビールのアテにも ぴったり。
なんとも「ちょうどいい塩梅」なんよ。
これは、が愛知県にはない味。
愛知だったら、もっと甘くしたり、濃厚にしたり、ラー油で辛くしたりすると思う。

そして、なぜか 多くの人が頼む 豚汁も🐷
丼鉢に入ってて、和風とはちょっと違う味。
石川の家庭の味、まつやの「とり野菜みそ」で 鍋をしたような感じっていうの?
(マニアックかいな? )

味噌の扱い方といい、生姜の効かせ方といい、素材の生かし方といい、
こんなにも 尾張の文化と違うんだな〜!
おもしろーい♪
胃袋から『真の金沢み』を堪能できて、
大満足のランチ(๑¯﹀¯๑)~♡



食後は、ちょいとドライブ。
卯辰山へ。
金沢の市街地の東に 位置する、小高い山。

例年 百万石まつりがある頃、卯辰山公園の花菖蒲が 見頃になる、というのを知って、私が 事前にリクエストしていたの。

まずは、見晴らし台へ…
大きい写真で載せたくて、縦にしちゃいました(笑)が、
伝わりますかね? この開放感✨
めちゃくちゃ気持ちいい〜
金沢を街を こうやって見下ろしたこと、今までなかったなぁ〜 新鮮!
見晴らし台へ向かう車の中で、親友が「卯辰山は、龍が伏したような形に見えるから、別名 臥龍山っていうんだよ。」と言っていたからでしょうか…
くもなく 寒くもなく、ちょうどいい風が吹いて、髪を撫でていったとき、
金沢の街を護る龍が サァーっと通っていったような感覚になりました🐉
卯辰山公園の 花菖蒲園。
見頃というには まだ1週間ほど 早かったみたい。
「でも、これ全部咲いたら綺麗やろな〜」
歩きながら 私がそう呟いたとき、
親友が
「この花、変わってる〜!」
えっ?どれどれ? どの花?
「雄しべかな? 真っ白な中に 先がちょこっとピンクで かわいい︎♡」
「ほんとだ〜! 白いパラソルって感じ♪」
「つぼみも かわいい!金平糖みたい✨」
もうね、なんていうの…
気心の知れた親友と そんな会話ができる この時間が、幸せで幸せで たまんなかった🍀
(後で調べてみたら、この花は、カルミアっていうツツジの仲間なんだって)

卯辰山の中腹には、隠れ家っぽいカフェが ちょこちょこあります。
ライブの開場時刻まで、まだ2時間くらいあるから、お茶でもしましょ♪
カフェ「ひよこまめ」さんへ。
自家製スイーツとドリンク。
窓から見える緑と 初夏の光。
ソファーの席で 親友と のんびり…
なんという贅沢!


さぁ!そろそろ時間だ、ライブ行こーぜ♪
三千世界ツアーで、1会場 1個ずつ買ったフォーチュンセーメーちゃん。
この日まで、たまたま かぶらずに3種類ゲットしてたんだけど、あとは青龍セーメーちゃん ゲットして コンプリートしたい!
卯辰山の龍神様、お願いっ🙏
と 箱を開けたら、
なんと! 
・・・白虎ちゃんだった…(・А・` )アラマァ

“形アルモノバカリ 求メテハ ナラヌ…
  今日ノ 幸セハ 形ナキモノ
  欲バリ スギテハ ナラヌゾ…”

青龍さんに そう言われてるような…
(*´﹀`*)フフッ♪


ライブのMCで、北陸の海産物について 熱く語りまくった歌詞さん (*´艸`)ププ 
その中で 語られた 「がすえび」。
(上の写真は、ネット検索したものです)
右が 甘えび。 左が がすえび。
甘えびより がすえびの方が、黒っぽいですね。がすえびは「見た目は悪いが 味は極上」らしく、甘えびよりおいしいと言う地元の人も多い。鮮度が落ちるのが早いため、産地でないと味わえず、首都圏等に出回ることはほとんどない。地元でも いつでも食べられるとは限らない、幻のえびなのだ!
歌詞さんが食し、熱く語る がすえび。
私も食べてみたいな〜

というわけで✨
帰りの「しらさぎ」の出発時刻には まだ早いんで、金沢のテッパン 海鮮を求めて
親友と 街をぶらぶら…


何だか惹かれて入った「割烹 孫助」さん。

黒板メニューを見ると・・・
Σヽ( ゚д゚)ノ ワッ!!
あった! 「がすえび」の文字✨
がすえびの から揚げ♪
生じゃないけど、出会えただけでラッキー!
頭のあたりのみそが 濃厚で、カリカリ パリパリ えびの旨みがすごい🦐
歌詞さんと同じもの 食べちゃった♪
(Σ\( ̄― ̄;)同じじゃないだろ…)

「やっぱ地元だから、がすえびはいつも置いてるんですか?」
お店のオヤジさんに聞いたら、
「今日はお祭りでしょ。だから、いつもとは違うお客さんが来てくれるかも…って仕入れたんだよ。」
\ハーイ/いつもとは違うお客さんです✋
青龍さんに味方してもらえたみたいで、ほんとラッキー♪
お刺身 盛り合わせ。
もうね、どれ食べても めちゃくちゃ美味しいんよ。
私が普段食べてるのは何なん?っつーくらい、一切れ一切れの 幸福感と満足感よ✨
このお店の名物 クリームコロッケ。
家では 絶対 作らない(作れない)、サクッと衣の中から とろ〜りベシャメルソース。
奇をてらわない、でも ちゃんと仕事がしてある逸品でした。

金沢駅まで送ってもらって、親友とお別れ。日帰りとは思えないくらい いっぱい幸せな時間を過ごせたのは、彼女のおかげ。
アリガト━━━ヾ(*´∀`*)ノ━━━━♪

しらさぎの出発まで おみやげ物色👀✨

大好きな中田屋のきんつば。

ふっくら大納言小豆。
豆〜っていう素材全面押し出しでもなく、ちゃんと仕事がしてある 品のよさ。
金沢の食って、ほんとそうなんよね。
エスプリを感じるわ。

時代の流れを取り入れた、映える新商品も。
清香室町さんの「金沢文鳥」。
ドライフルーツと羊羹の新しい出会い。
不易と流行。
びくともしない文化の香り高い街 金沢の、ちょいと遊び心。

テッパンじゃない金沢を巡って、
金沢の息吹をいっぱい感じた一日でした✨