エスカレート-6- | クローバー(ノンフィクション小説)

エスカレート-6-


度々幸也は
寮にくるようになっていた。

寮はオートロック……
暗証番号を入力しないと開かないようになっている。


幸也は言った
「暗証番号?そんなの意味ねぇよ。俺は暗証番号を解除する方法を知っている」


本気か?

冗談か?……

ここは男子禁制の女子寮。
明らかに寮則違反だ。

でも中に入れずに暗証番号を解除されたら……
正門でなく裏口から幸也を入れた。

裏口なら中から鍵を開けない限り
入る事はできない。


ただ正門の暗証番号だけは
絶対教える事はしなかった。