守りたいモノ‐22‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

守りたいモノ‐22‐


「何今更言ってんの?」

「え……」


「翔真が距離置こうって言ったんじゃん!!」

「……1人で考える時間が欲しかったんだ。」


「無理だよ」

「俺、ルナを失いたくない!!」


「あたし今好きな人いるから。迷惑」

「俺、悪いとこあったら直すから。ルナは何もしなくていいから!ただそばにいてくれるだけでいいから!!!」


「……しつこいよ」

「俺…… ルナがいないと生きていけないんだ!!!」

翔真は……
泣いていた。

「マジで迷惑だから。2度と連絡してこないで」


そう言って電話を切った。


これでいいんだ
これでいいんだ
これでいいんだ
これでいいんだ

これでいいんだ……


それから私がこの地を去る迄、
翔真から連絡がくる事は……
なかった。