体の変化‐12‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

体の変化‐12‐


私に『産む』という選択は
全くなかった。

愛する翔真の子供だったとしても……


何の希望も見出だせなかった幼少期
そしてそんな自分が母になれるのか……

初潮を迎えた時
誰にも言わなかった。

子供を授かる準備ができた証。
それをただひたすら恨んだ。

産まれてきても何の希望もない
こんな思いをするくらいなら
子供なんていらない……

そう思ってきた。

産まれてこない方が……
幸せだと思った……


その時はそう 
思ったんだ。




わたしは哀しい人間。