期待の新人‐12‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

期待の新人‐12‐


後日
全体集会が行われた。

何百人もの職員が集まる

みんなの視線が注がれる中
論文を発表した。

結果は割れんばかりの拍手。

次の日いつものように出勤すると
総婦長がいた。

「あなたの論文素晴らしかったわ。今後も期待してますよ」

総婦長に絶賛された。

そりゃそうだ
あんた達みたいな堅物が好きそうな論文を作ったんだから。

この日から先輩達の態度も
ガラッと変わった。

予想通りの反応……

そして
つくづく人を見る目がない。


だが私が期待を裏切る日は
そう遠くはなかった……