軌跡‐27‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

軌跡‐27‐


話し合いもした。

何度も歩み寄ってくれた。

ただ自分がそれを受け入れなかった……


100の心で母に尽くし
母の裏切りで0になり……

選択肢は0か100。

100の責任感か0の無責任……
白か黒。

そこに妥協や曖昧はない。

自分の選択肢にグレー(灰色)は
存在しなかったんだ。


グレーの選択肢があれば
母を許せたかもしれない。

そして自分も
楽になれたかもしれない……


お母さん……
今ならあなたの気持ちが
よく分かります。