軌跡‐24‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

軌跡‐24‐


メモ帳を鏡台の上に置き
その横に白い紙を並べた。

そして母の口紅で白を
真っ赤に塗り潰していった。

大好きだったのに

信じてたのに


お母さんの為に
頑張ってきたのに……

嫌い

大嫌い……


お母さんなんか大嫌い!!


真っ赤に塗り潰した紙は
心の叫びだった……


笑顔が消えた日。


メモ帳と紙を置いたまま
母の部屋を後にした。