軌跡‐15‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

軌跡‐15‐


夜尿症

小学校低学年迄
夜尿が治らなかった。

精神的に
不安定だったんだと思う……

毎日母に怒られた。

お母さんは朝早くから大変なんだ。
わたしがおねしょすると迷惑かけるんだ……

なのに毎日毎日おねしょをしてしまう。

絶対やっちゃいけないと思えば思う程
余計にダメだった。

「なんでおねしょするの!」

「……ごめんなさい」

何回もそれを繰り返すと今度は

「わざとやってるんでしょ!」
そう言われた。

違う……
でもなかなか治らない。

最後にはお尻を叩かれるようになった。

ごめんなさい……
忙しいのに手間かけて……
ごめんなさい。

わたしが悪い……

わたしが悪いんだ。



そうやって自分を責めた。