軌跡‐12‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

軌跡‐12‐


だけど……

いい子にしてたのに
サンタクロースは来なかった。

お母さんに聞いた。

「ねぇ、何でうちにはサンタさんが来ないの?」

「サンタクロースなんていないんだよ」

(え?サンタさんはいないの?)


「でも友達のお家には来たよ?」

「そんなにプレゼント欲しい?」


「うん!欲しい!!」


母は私と兄、弟を連れてスーパーに行った。

(こんな所にサンタさんいるの?)

ゲームコーナーの前で

「自分が好きなのを選びなさい」

そう言われた。


「え……」




兄と弟が喜んで選ぶ中
わたしは1人絶望の中にいた。