軌跡‐10‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

軌跡‐10‐


クリスマス

わたしは
サンタクロースを信じていた。

そして毎年毎年、サンタさんにお願い事をした。


『魔法の鍵と魔法の杖を下さい』


周りがゲームやおもちゃなどを
お願いしていたのは知っていた。

だけどわたしは
毎年魔法の鍵と魔法の杖。

でも……
毎年うちにはサンタクロースが来ない。

友達に聞いたら
「サンタさんはいい子にしてる子供にだけプレゼントをあげるんだよ!」

そうなんだ……
わたしはいい子じゃないから
サンタさん来ないんだ……



だから
更にいい子を目指した。