トラウマ‐10‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

トラウマ‐10‐


大丈夫じゃない姿を見ながらいつも『大丈夫』と言う私を見ていた周りも辛かったに違いない。

手を差し延べても
払いのけられ……

自分は卒業したらこの場所を離れる。

リエはどうなる
一緒に思い出を作りたいと言って
ここに残ったリエは……

この場所で
再スタートをきらなければいけないんだ。

リエは怖がりで寂しがりやで泣き虫なのに
私が強がるから何も言えなくて……

いつも泣いてくれたリエは
私以上に辛かっただろう……


周りを心配させまいと
自分の気持ちに嘘をつく事は
時に相手を傷つけてしまう。



必ずしも自分の思いと
相手の思いとは
『=』(イコール)ではないんだ。