トラウマ‐4‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

トラウマ‐4‐


翌日、
前髪を下ろし、特殊メイクにマスクをして登校。

事件の事は
教官とごく一部の学生しか知らない……

教室に入ると事件の事を知らない友達が
話しかけてきた。

「ルナ~ 風邪大丈夫なん?」

「あぁ」


「つか凄いクマできてるよ!!」

「……寝不足なんだよ」


そして別の友達が
後ろから首にしがみついてきた。

「ル~ナ!!」

「さ、触んなぁっ!!!」


「ど、どうしたん?」

「ごめん……今はあたしに触らないで」


首元を触られた瞬間
烈火の如く怒り手を払いのけた。

それは頭で考えるよりも早く
体が反応してしまったんだ。


首にくっきり残る
男の手形……


友達が首に
手をかけた瞬間、

あの男の手と
友達の手が同化した。