死ぬはずだった夜‐65‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

死ぬはずだった夜‐65‐


その後実家に電話をした。

「もしも~し!!」

「あ、お母さん? ルナ」


「あんた風邪とかひいてない?」

「大丈夫。元気だよ」


「そっか 卒業式楽しみにしてるからね」

「任せとけ!!」


「じゃあ 卒業式でね」

「うん バイバイ……」

やっぱり言えなかった。
つか言えるわけないだろ……


お母さん……

わたしを産んで良かったですか?……



自分の部屋に戻り
その日初めて泣いた。

1人泣き続けた。