死ぬはずだった夜‐60‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

死ぬはずだった夜‐60‐

2階にいたもう1人の友達が
門限21時の施錠を証言してくれた。

そしてそれに関しては
寮長が最終チェックをしているので確実だ。

そもそも寮にいる時は自分の部屋に篭る事が多いから誰が残っているかは把握できていない……


刑事に何を聞かれても
友達の事は話さなかった。

確かに襲われた後、
寮の鍵は開いていた……

だけどだからと言って
男がそこから侵入したとは断言できない。


侵入経路は
男にしか分からない



「鍵は締まっていました」



これが
わたしが出した答え。



これでいいんだ。