死ぬはずだった夜‐51‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

死ぬはずだった夜‐51‐


とりあえず学校の隣にある病院へ連れて行かれた。

一通り検査をした結果……
鼻の骨にヒビ。

両目の周りの内出血がかなりひどく
腫れがひいたとしても後遺症として残るかもしれないと言われた。

採血で血小板の数が異常に低かった。
そして頚部圧迫による捻挫……

そこにいた全員が
首元を見て驚いた。

襲われた時に着ていた丸首のトレーナーの跡と男の手形がくっきりと首に残っていたから。

それを見た刑事が
「これはひどい。殺人だな……」
そう呟いた。



婦女暴行、殺人未遂……
そして赤黒くついた手形は
1ヶ月位消えなかった。