死ぬはずだった夜‐46‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

死ぬはずだった夜‐46‐


寮長の部屋の前

寮長は1つ年上の同級生。
『お姉ちゃん』と呼んでいた。

流れる血を拭いタオルの綺麗な部分で
顔を隠してドアを叩いた。

こんな夜中に出てくれるかな……


「……誰?」

「お姉ちゃん? ルナ……」
「まだ開けないで! 開けてもびっくりしないでね」


「どしたん?…… 分かったよ」

そう言うとドアが開いた。



そして案の定
顔を見るなり絶句した。