死ぬはずだった夜‐43‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

死ぬはずだった夜‐43‐


そこには
凄まじい光景が待っていた。

ベッドの上には血が飛び散り……

電気のスイッチを探して歩いた跡には
血の道ができていた。


卒業論文にも
血がついてしまった……


時計を見ると
AM 3時

恐る恐る鏡を見た。

そこには、原形を留めずパーツの境目も
分からないくらい腫れ上がった顔額、目、鼻、口……
至る所から血が流れていた。


でも絶望に浸っている時間は

 なかった。


みんなが無事か
確認しないと……


流れ出る血をタオルで拭い、
新しいタオルを頭から被り部屋を出た