死ぬはずだった夜‐39‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

死ぬはずだった夜‐39‐


部屋中に
鈍い音が響いた。


1発目は額

やめて……
後少しで卒業なんだ……


2発目は口

お母さんに
いいとこ見せなきゃいけないんだよ……


3発目は右目

翔真が好きって 
言ってくれた目なのに……


4発目は鼻

あたしは 生きてちゃ いけないの?……



5発目は左目……

 …… 

あ た し だ め だ ……







糸がぷつりと切れた。