死ぬはずだった夜‐16‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

死ぬはずだった夜‐16‐


寮に戻ると
みんな彼氏の元に散っていった。

その時私には彼氏はいない。

リエも彼氏が会いに来たので出て行った。

リエの彼氏は
リエが地元にいる時からの付き合いだ。

当然卒業したら
地元に戻ってくると思っていたはず……

それを自分のせいで
リエを引き止めてしまった気がして……

私はこの地に
一生住むつもりでいた。


大好きな海が毎日見れる

結婚はしない
結婚願望は微塵もなかった。

子供はいらない
子供は大嫌いだから……


リエはどうするつもりなんだろ……

そんな事を考えながら
リエを見送った。