採用試験‐3‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

採用試験‐3‐


試験会場に着くと
あまりの人の多さに面食らった。

そしてこの中から採用される人数
たったの4人。

隣に座っていた子が話しかけてきた。

「ねぇねぇ あなたはこの病院に知り合いとかいるの?」
黒髪の清純そうな子……

「そんなのいないよ」


「まじで? ここはコネないと入れないよ!」

「あぁ 知ってる。てか何かコネあんの?」


「親が院長先生と知り合いなんだよねぇ」

「ふーん」


「絶対この病院に行きたいんだ」

「あっそ 頑張らないとね」


コネで受かる気満々の余裕なあの子と……

看護婦になりたくないのに
ここに来ている自分。




どっちが
最低なんだろ……