リエの決断‐1‐
3年になってからだ。
絶対に合わない、交わる事はない
そう思っていたのに……
最初の頃、リエは毎週の様に週末は地元に帰っていた。
そしてこの土地に染まる事はないとも言っていた。
そんなリエが3年になって私と同じ実習グループになった頃から週末は帰らない事が多くなって
そして一緒にいる事が多くなった……
誰よりも私の不器用さ、
弱さを見てきた人物だ。
リエは推薦で看護学校に入学した
成績も良かった。
クラス委員長に選ばれる位人望も厚かった。
明るくていつも笑顔で
太陽の様なリエ。
対照的な2人……
月と太陽。
だけどいつしか
月は太陽を求め、太陽は月を欲した。