仲間‐5‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

仲間‐5‐


みんなと勉強して

みんなとご飯食べて

みんなとお風呂入って

みんなと屋上でタバコ吸って……


新鮮だった。


部屋に居ると
誰かしら訪ねてくるようになって
恋の話し、勉強の話し、人間関係……
みんな何かしら悩みを抱えていた。

いつの間にか私の部屋は
駆け込み寺的なものになっていった。

だけど必ず孤独の時間を作った。

わたしがわたしである為に


門限がきて点呼、掃除……
それが終わると1人抜け出す。

でもそれを告げ口する者は
誰一人いなかった。

車に乗り込み海へと向かう
何をするわけでもない
ただ海を眺めて 



自分を取り戻す……