命の価値-23- | クローバー(ノンフィクション小説)

命の価値-23-


「……もしもし?」

出た!
後輩だ。

急いでリエに代わるよう伝えると
寝ぼけ声のリエが電話に出た。

時間がないので
とりあえず指定した場所迄
迎えに来て欲しいとだけ言い
電話を切った。

数十分後猛スピードで
リエが迎えに来てくれた。


そして私の姿を見て
先に泣いたのは

リエだった……


ずぶ濡れの服に
泥だらけの顔……

手には
血が滲んでいた。