義之の変化‐8‐ | クローバー(ノンフィクション小説)

義之の変化‐8‐


今度も土木関係。

中卒で馬鹿だから
義之は笑って言った。

仕事初日
義之は二輪ノーヘル、
赤のニッカポッカ姿で私の前に現れた。


「ルナちゃん! 俺頑張る」


そう言って爆音を鳴らしながら
仕事に行った。

いいんだよ何の仕事でも……

いいんだよ大丈夫

頑張れ

頑張れ……


そう義之に向けて
心の中で呟いた言葉は


自分に向けられた
言葉でもあった。