傷痕-4- | クローバー(ノンフィクション小説)

傷痕-4-


あの医者どこ見てんだ?

埋まった小石を自分で取り除く……

血が流れるのが分かった。
それをティッシュで押さえ止血した。

次はいよいよ耳だ。

医者の話しでは
思った程変形しなかったらしい。

ガーゼを外す……
青黒い皮膚、酷く変形してる
わけではないが右耳とは明らかに違う。


ただ単純に絶望した。


これじゃ髪を結ぶ事も
短くする事もできない。

それほどの傷痕だった…


もう……
元には戻れないんだ。