事件-9- | クローバー(ノンフィクション小説)

事件-9-


自転車に乗りながら色んな事を考えていた。

時間が長いからどうでもいい事まで
考えてしまう。

触れる風は春の心地よいものでも
冬の凍てつくようなものでもなく
どこか侘しさを抱えた秋の夜風。

手を伸ばせば届きそうな星達を見上げ……


きっと普段見せないような穏やかな顔をしてるのが自分で分かる。