《流浪の月》は映画も観ました♪
今作《汝、星のごとく》は
グッときた!魂に響いた!
頼りなく不安定な母親に
振り回されるの高校生の男女。
惹かれ合い、求め、
満たされる時を過ごすけれど。
不安定で依存心の強い
母親を放っておけない。
自分だけの人生を
生きることを
躊躇してしまう。
大人であるはずの親から
巣立てない。
見捨てられない。
ことごとくままならない二人に
感情をかき乱され
上がったり下がったり
目まぐるしい!
切なくて、温かくて
何度も胸が詰まる。
良い子であることが
いいわけじゃない。
自由とは楽なだけじゃない。
「誰に罵られようが切り捨てる、
誰に恨まれようが手に入れる。
そういう覚悟がないと
人生はどんどん複雑になっていく」
ーーー本文より抜粋
この言葉が刺さりまくった!
わかるよ、わかりすぎる!
他にも
「その優しさは弱さ」
「それは誰も救わないやさしさ」
「自らを生きる権利がある」
「正しさなど、誰にもわからない」
「捨てる、もしくは選ぶ」
ガッツリと腑に落ちる
会話の数々。
いろいろな人の
いろいろな立場からの
いろいろな経験から発せられる想い。
想えばこそ、すれ違う。
必要であっても、
一緒にいられない。
それでも
紆余曲折を経た
今だからこそ
自分の幸せのかたちが
わかる。
辛いことに真面目に向き合い
必死に生きる。
手のひらから
こぼれたように思う幸せも
あらゆる出会いと経験が
あったから
手に入ったと思える。
人生は矛盾だらけ!
正論が必要なときがある。
正しさなんて誰にもわからず、
捨てていいときがある。
人の弱さに
振り回されることがある。
人の身勝手さに
救われることがある。
本気で生きた先の
深く広く果てがない自由。
重く哀しい場面が
多かったけれど
読み終わった今
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