特に辛かったのは高校受験日

 

スギ属花粉飛散大絶賛期

 

受験中だろうかお構いなく、私の鼻水は滴り落ちる。

毎時間、私の膝下はテッシュが山となり

休み時間ごとに、ゴミ箱に捨てに行った


頭が朦朧とする。


答えれる限りの回答を

鼻をおさえながら必死で記入した。


試験よりも鼻水の方が手強かった。





高校に入学してから

同じクラスの同級生に、


『受験の日、めちゃくちゃ鼻噛んでたよな』

と言われた。


猛烈な気恥ずかしさと

きまり悪さを覚えたが

後の祭りだ


私と花粉症の関係に

終わりは見えなかった